■ ろ布交換工事の流れ
バグフィルターのろ布は消耗品です。使用により破損。劣化すると、ダイオキシン類等含んだダストを施設外に排出してしまう恐れがあります。早めにろ布交換作業が必要です。
当社のろ布工事は以下のような流れになっています。
1.お見積り
形状、材質、予定本数が判明すれば、取り急ぎ、ろ布の簡単なお見積りが可能です。施設の場所等の情報を確認後、交換工事のお見積りも致します。
2.ろ布製作
詳細な現地施設の調査を行い、施設にマッチしたオーダーメイドのろ布の製作にとりかかります。
3.打ち合わせ
バグフィルターろ布交換工事は、施設を停止しなければならないため、あらかじめ細かい打ち合わせが必要です。
4.作業準備
バグフィルター保温用ヒーターを停止し、パルス洗浄を行って、なるべくダストを落としておきます。資材の搬入が終了したら、作業の準備に入ります。
5.現場の養生
施設内を養生することにより、ダイオキシン類を含んだダストが外部に流出するのを防ぎます。
6.点検口開放
集塵機の上部に上がり、点検口の開放を行います。ろ布の取り出し、取付けは、ここから行います。
7.リテーナー抜き取り
点検口を開け、リテーナー(保持器)を抜き取ります。リテーナーは、腐食及び歪みのチェックをしながら実施します。
8.既存のの布取り外し
リテーナーを抜き取ったあと、ろ布を取り外していきます。
9.新規ろ布の取り付け
ろ布を取り外し、集塵機内を清掃した後、新規ろ布を取り付けます。ろ布取り付け後に再びリテーナーを取り付けます。
10.ろ布の間隔調整
集塵機が効率よく作動するよう、吊下げ間隔の調整を行います。
11.パッキンの取り付け
点検口のパッキンは、長期間の使用で痛みが激しくなってきます。パッキンが破損していると、空気が漏れこみ、集塵機の能力が落ちてしまいます。
12.試運転確認&性能測定
試運転時に、通常の運転で問題がないか細かくチェックします。
13.使用済ろ布の処分
交換したろ布は、特別管理産業廃棄物として適正に処分します。
※別途見積もり
14.業務再開前の確認
工事前と同じ能率で焼却炉の運転が可能かどうかを確認します。通常運転再開後に発生した不具合などありましたら、すぐにご連絡下さい。
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